きゅーchanの

神奈川・東京 旅行記




★ 1st ★
H16.7.11

横須賀のほうで用事があり、終わったのが3:30pm。これから、横浜観光だー!
まず金沢文庫を目指す。金沢文庫では、金沢(北条)貞顕の手紙の展示をしてるらしい。
金沢貞顕は、鎌倉幕府の15代執権で、鎌倉幕府滅亡のときに死んでしまった人。
うちが“おっかけ”をしている後醍醐天皇と同時代の人なのだ。
だから、これは見ておかなくちゃ!

ところが電車がなかなか来ない・・・。
確か金沢文庫に入館できる時間は4:00pmだったよな〜。間に合うかな?
しかし金沢文庫駅に到着したのが4時ちょうど。
地図で確認すると、駅から1キロぐらいありそう。
無理だなあ〜。でもここまで来たんだから、ダメ元で行くぞー!
金沢文庫へ向かって歩きながら、必死で入館する算段を考える。
@息切れ切れで駆け込んで、必死で来たことをアピールする。
A甘い声で、「入らせてよ〜」とねだる。
B「そんな堅いこと言わんと、閉館時間は4:30やねんから見せてーやー!」
と大阪のおばちゃんパワーでごり押しする。
アホな考えを巡らしているうちに、金沢文庫に到着。
うち「あの〜、まだ入館できますかー?」
受付の方「どうぞ、どうぞ。」
いとも簡単に入館成功!“案ずるより生むが易し”とは正にこのこと。

時間がないので、常設展は飛ばして、企画展「十五代執権 金沢貞顕の手紙」の会場へ。
古文書がいっぱい並んでる!後醍醐天皇の綸旨も発見!
紙の材質にこだわった展示をしていたのが面白かった。
紙の顕微鏡写真を展示してあったんだけど、堅そうな繊維が絡まりあっている様子がよくわかった。
紙は木からできているってことが実感できるよー。

続いて、金沢文庫の近くにある称名寺へ。
(近くにあるというか、称名寺の敷地の中に金沢文庫があるんだけどね〜)

庭園の中に入ろうと思ったら、門が閉ざされている。
そして「門限四時半。開けるべからず。」という札が吊るされていた。
ガ〜ン!ここにも門限が!しかたがないので、仁王門の写真だけとって退散した。


称名寺仁王門。
門の間から庭園の橋がかすかに見えている。中に入りたかったなあ。


また電車を乗り継ぎ、根岸駅へ。一見、な〜んにもない駅。
ところが!ここには、ゆ〜みんの歌詞に出てくる店Dolphinがあるのだ!

あなたを思い出す この店に来るたび
坂を上って きょうもひとり来てしまった
山手のドルフィンは 静かなレストラン
晴れた午後には 遠く三浦岬も見える
ソーダ水の中を 貨物船がとおる
小さなアワも恋のように消えていった
       荒井由実「海を見ていた午後」

10分ぐらい坂を上ると、見えてきた、見えてきた!
まずは店のおもてで、写真をパチリ。

 
レストラン Dolphin

今日はここで夕食をとることにしよう。
スパゲティーのカルボナーラを注文。ドルフィン・ソーダは忘れちゃならないアイテム。もちろん注文したよ。
味は結構いけるね〜。特に看板メニュー(?)のソーダは、めちゃくちゃおいしいよー。

 
有名なドルフィン・ソーダ。グラスが曇ってしまっているので、貨物船は通りそうにないなあ。
もっとも、今は建物がいっぱい建ってしまっているので、海はほんの少ししかみえない。
でも貨物船はたくさん行き交っていた。


もう日が暮れてしまった。夜でも楽しめるところといえば・・・みなとみらいだね!
桜木町で下車すると、たくさんのイルミネーションが灯されていて、とても華やかだ。

   
みなとみらいの中にある日本丸とコスモクロック。
コスモクロックは15分おきに花火にようなイルミネーションを見せてくれる。
もっときれいな瞬間もあったんだけどなあ〜。なかなかうまく撮れなかった・・・。


きれいな夜景に見とれていたが、ふと周りを見渡すと、
カップル・カップル・カップル・・・、カップルばっかりじゃん!
うちみたいなひとりもんの来る場所じゃなかったのね〜。
ということで、ひとり寂しく帰路に着いたのであった。





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