きゅーchanの

沖 縄 旅 行 記




H16.4.19 〜 20


このたび、きゅーchanは沖縄ひとり旅を敢行いたしました。
と言っても、1泊2日だったから、“行って帰ってきただけ”なんですが。
そのときの模様を写真とともにご紹介しましょう。




★ 1日目 ★

出発前に雨が降ってきた。ツイテナイ・・・
電車・バスを乗り継ぎ大阪空港へ。
クーポンを搭乗券に引き換えて、いざ搭乗口へ。

まずは荷物のX線検査。
荷物は無事通過したのだが、きゅーchan自身が通ると“ピーッ”と鳴ってしまった。
なぜだか分かんないんだけど、3回に1回ぐらいの割合でひっかかってしまう。
全身、金属探知機みたいなので調べられたあと、釈放。

11時55分発の飛行機に乗り、出発!
ところが、「到着地の天候は雨」という機内アナウンスにいきなり意気消沈。


飛行機のきゅーchanの座席から撮った写真。
青い部分は空、白い部分は雲だよ。飛行機の翼がいい味出してるでしょ。


空港で買ったお弁当を食べ、ウォークマンを聞き、ジュースをもらい・・・
フライトを堪能していたのだが、沖縄に近づくにつれて飛行機が揺れるようになった。
縦揺れ横揺れがものすごい!まるでジェットコースターに乗ってるみたい。
実際、“キャー!キャー!”と悲鳴をあげてるお客さんがいっぱいいた。
ジェットコースター好きなきゅーchanは、
「飛行機に乗りながらジェットコースター気分も味わえるなんてオイシイかも」
なんて思いながら楽しんでいた。

那覇空港に到着した途端、豪雨と言ってもよいほどの大雨に見舞われた。
那覇市内をレンタルサイクルで回るという計画はいきなり頓挫。
どうしようもないので、とりあえずホテルに向かいチェックイン。
ホテルの従業員はみんなアロハシャツを着ていた。さすが、沖縄だね〜。
部屋で休憩してると、小降りになってきたので、観光に出かけた。


まずはモノレールに乗り、移動。
モノレールの車内では「次は○○駅です。」というアナウンスのあとに、
沖縄の民謡が一節流れるのだ。
駅ごとに流れる民謡は違うらしい。
これが沖縄の風情を出してて、とてもGood!
モノレールを降りてから、道を歩いていると観光客に道を尋ねられた。
うちって、沖縄県民にみえるのかなあ?


最初に観光したのは、玉陵(たまうどぅん)。
ここは琉球王を継承した尚氏のお墓で、王・王妃などが葬られているそうだ。
世界遺産にも指定されている。


玉陵。大雨だったんだけど、写真では全然わからないなあ。
大きすぎて左端しか入らなかった。全長はこれの3倍ぐらいある。


ここに着いたとき、また土砂降りになってきて、写真を撮るのに苦労したよ〜。
でも、王族の墓というだけあって、ほんと大きい。
玉陵の中を解説しているパネルがあったんだけど、
それによると奥行きもかなりあるらしい。
そして、玉陵の中には70人もの人の骨が安置されていたというから驚き!


続いて、2000円札でも有名な守礼の門
有名な観光地だけあって、雨降りにも関わらず人がうじゃうじゃいた。
他の人が退いたスキに、写真ゲット!


守礼の門


そしていよいよ今回の観光のメイン、首里城へ!
ツアーの団体や修学旅行の団体に巻きこまれながら入場した。
首里城の歴史の展示なんかもいっぱいあったんだけど、全然落ち着いて見てられなかった。残念!
でも閉園時間が迫ると、さすがに人少なになり、「さっきまでの喧騒はなんだったんだろう」と思うほど。
でも人がいなくなると、それはそれで寂しい気もする。


首里城


やっと雨が止んだ。もう6時だけど、まだ明るいな。
もう一箇所行っちゃえ!
ということで、首里城から10分ぐらい歩いて、
沖縄の昔の町並みが残されているという金城町の石畳道に行った。


金城町の石畳道。風情あるなあ。
石に「石敢当(いしがんとう)」って書かれてあるんだけど、これは魔除だそうだ。
道を歩いてると、あちこちで見かけた。


写真からも分かると思うけど、この辺り、結構坂がキツイ!
那覇市内を歩くと意外と坂が多い。自転車で回らなくてよかった。
そして、写真の右側に灰色の屋根のお家が写ってるでしょ。
その家はNHKの連ドラ「ちゅらさん」でちゅらさんの家としてロケに使われたらしい。


モノレールの駅から離れてしまったので、歩いてホテルまで戻ることにした。
その道のり4キロ弱。足がくたくたになったころ、国際通りに入った。
ここは、お店が立ち並ぶ沖縄の繁華街。
お土産屋を数軒物色し、おみやげゲット!
そして「沖縄チックな食べ物を食べたいな」と思い、沖縄料理の店に入った。
そこで「ゴーヤチャンプル定食」と「シークワーサードリンク」を注文。
「シークワーサードリンク」はメニューを見て「何だろ?」と気になったので注文した。
でも注文するとき、途中で舌がもつれてしまった。通じたからいいけど。
このドリンクは爽やかなレモンスカッシュって感じの味だった。おいしいよ〜。
定食のほうは、ゴーヤチャンプルに沖縄そば、もずく、油味噌にご飯がついてて、ボリューム満点!
ゴーヤチャンプルは初挑戦で、「苦い」と言うのをよく聞くので、ちょっと不安だったけど、
ゴーヤの適度な苦味が全体の味を引き締めてくれててVery Good!
沖縄そばも麺にコシがあったし、もずくも酸っぱ過ぎず甘過ぎずでおいしかった。
油味噌は、ご飯と一緒に食べると、五平餅みたいな味で、香ばしかったよ。
ホント大満足したよ!
お腹いっぱいになったので、あとはホテルに戻って寝るのみだー!



★ 2日目 ★

熟睡できたぞ〜。きゅー! 快晴だぞー!きゅー!
朝食はホテルのバイキング。味噌味のなすびがめちゃおいしくて、お替りしまくり!
調子乗っていっぱい食べたので、朝からお腹いっぱいだ。
それにしても今回の旅行、食事運はとても良い。


今日最初に訪れた観光スポットは福州園
沖縄は中国南部の福州と関係が深いので、中国式庭園を造り、「福州園」と名付けたそうだ。

  
福州園
左側の写真に写っている滝は裏からも見ることが出来る。
後ろの岩場に洞穴が掘られていて、その中に入ると滝の裏に回れるのだ。凝ってるよね〜。
ちなみに、このページの冒頭の写真は福州園で咲いていたハイビスカスの花だよ。


ここは無料だし、ガイドブックにもそんなに載ってないので、“つまんないところかも”と思いながら行った。
ところが、すごく凝った庭園で、びっくり!
岩場の上にある建物などもみんな入れるように整備されていた。
また岩場の上からの眺めは爽快!
そして滝が随所に造られていて、爽やかさ倍増だ。
この庭園、結構広いと思うんだけど、どこみても塵一つ落ちてなかった。素晴らしい!
“また来てみたいなあ”と心底思った。


沖縄は晴れるとやっぱり暑いなあ。半そででも暑い!
モノレールでしばし涼んでから、沖縄県立博物館へ。
ここは首里城の近くだったんだけど、昨日は閉館してたのだ。


沖縄県立博物館。博物館も南国チック。

展示してる量が結構多い。歴史・美術工芸・民俗・自然史などいろいろあった。
歴史展示のコーナーにあった、琉球から中国へ貢物を運んだ船の模型が良かった。
でもここあんまり展示替えしてなさそうで、説明のボードが薄汚れたりしてた。


さあ、もう空港に向かわなきゃ!途中道の脇にあった安谷川獄(アダニガータキ・礼拝所のようなもの。
博物館に行くときにみたら祈ってる人がいた。)を写真におさめ、観光終了!


帰りの飛行機は2人掛けの席で隣に誰もいなかったので、やりたい放題。
空港で買ったお菓子・アイスクリームを食べて、お腹が満足したら、寝て・・・。
そんなこんなしてるうちに、関西国際空港へ無事到着。
ちょうど夕陽が沈むころで、きれいだった。


でも沖縄1泊2日では、あまり観光できないねえ〜。
ほんとは那覇からちょっと離れたところも行きたいなあと思ってたけど、
それどころか那覇市内も制覇できなかったよ〜。
今度はゆっくり行きたいもんだ。





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