きゅーchanの

沖 縄 旅 行 記

2 n d



H16.5.19 〜 20


またまた沖縄ひとり旅のレポです。
前回の教訓は何もいかされず、今回も1泊2日の駆け足の旅でした。
大した写真もなく、レポするほどのこともないんだけどね〜。
お暇なら見ていってください。



★ 1日目 ★

どうやら沖縄に台風が接近しているらしい。
とりあえず行きの飛行機は飛びそうだけど、帰りはどうかな?
ちょっと不安だ。

那覇空港に到着すると、まず目に飛び込んできたのは台風情報について書かれた貼り紙。
それをみると台風はまともに沖縄本島に突っ込んできそう。ひぇ〜!
「台風の影響が予想されますので、明日の搭乗券すべて変更を受け付けております。」
と追い打ちをかけるようなアナウンス。
“明日帰れないかも〜”という不安が現実味を帯びてきた。

まずホテルに向かい、チェックインした。
前回泊まったホテルのお隣のホテルだ。
部屋は前回のほうが広いな。ちょっと残念。
でも外の騒音があまり気にならないのが良い。

部屋でちょっとくつろいだあと、お出かけ。でも、もう夕方なので、あまり観光できないな。
とりあえず、前回行けなかった海のほうへ歩いて行ってみよう。
台風前だからか、じっとしていても暑い。
特に湿度がものすごく、まさにサウナに入っている感じ。
20分ぐらい歩いたんだけど、汗だくになってしまった。


海岸近くの防風林。幹に「くるな、台風安全一」と書かれている。
台風に慣れてそうな沖縄の人も“くるな台風!”って思うんだ。
きゅーchanもこの木に願をこめて、写真を撮ってみたよ。


そして波の上ビーチに到着!
海の色がものすごくきれい!いくつもの色がグラデーションしてるんだよ。
(このページのトップの写真はこのビーチで撮ったもの。色が分かれてるでしょ。)
沖縄の海は他とはやっぱり違うね〜。


海岸の橋から波の上神社を望む。

海とは反対側に目を転じると、丘の上に神社がある。次はあそこに行ってみよう。
そう思って、歩きだしたんだけど、遠回りしてしまったらしく、行けども行けども近づかない。
ようやく波の上神社に辿りついたときには日が暮れて、薄闇に包まれてしまっていた。
そのあと、孔子廟の前も通りがかったんだけど、遅すぎたため閉門していた。


孔子廟の入り口の門が閉まっていたので、横の格子戸から中を撮ってみた。

ホテルのある国際通りに戻り、土産物と夕食の物色を始めた。
とある土産物に入ると、よく喋る店のおばちゃんがやってきて、お茶やお菓子をサービスしてくれた。
歩いて喉が渇いていたので、「もう一杯いる?」と聞かれたとき、
思わず「それじゃー、お願いします。」と即答してしまった。
結局そこの店ではお菓子を一箱買っただけで退散。
夕食は勝手知ったる店ということで、前回と同じ店に落ち着いた。
今回挑戦した沖縄料理はアーサ汁・ミミガー・ジーマーミ豆腐。
アーサ汁は藻が入った塩味ベースのスープであっさりしていた。
ミミガーは豚の耳ということで恐る恐る食べてみた。
でも臭みとか癖がまったくなくて、どちらかと言えばクラゲに似てるなあ。
ジーマーミ豆腐は見た目100%冷奴で出てきたんだけど、食べると豆腐じゃない。
ココナッツの汁を固めて作ったものらしく、もっちりとした歯ごたえとココナッツの風味が楽しめる。デザートにいいかも。
今回も夕食は大満足!

《おまけ1》

沖縄県庁前の歩行者用信号機。待ち時間の表示もついている。
大阪は“いらちな人”が多いから信号機の待ち時間表示があるところが多いって聞いたことがある。
ということは沖縄人も案外“いらち”だったりして。




★ 2日目 ★

朝8時ごろになって、ようやくベッドから這い出した。
夜中に雨が降っていたようだが、今は止んでいる。
テレビで天気予報を確認すると、台風は逸れている。やったー!昨日、防風林に願掛けしたお蔭かな?

ホテルで朝食をとる。炒めものの中に、鳥のささみらしきものが入っていたので、
“ささみだろう”と思い口に運ぶと、今まで食べたことのない触感!
ふにゃふにゃしてるんだけど、弾力がある。何だ、これ?
(帰ってから調べると、それは車麩というもので、沖縄独特の食べ物らしい。)

“どうせ台風だろう”と思って、今日の観光の計画は立ててなかった。
とりあえずホテルをチェックアウトして、荷物を預けてから行き先を決めよう。
近くに焼き物の博物館があるみたいだから、そこへ行こう。
歩いている途中で晴れてきた。今日も暑い!!
バテ気味になりながらも、ようやく壷屋焼物博物館に到着。
地図では近くにみえたけど、歩くと30分ぐらいかかった。


壷屋焼物博物館

博物館の中は冷房がきいていて極楽〜。
「壷屋焼」というのはシーサーやかわらなどでよくみられる土を捏ねて焼いたものと、
釉(うわぐすり)をかけて陶器風に仕上げたものと2タイプあるらしい。
沖縄の家庭でよく利用されている焼き物ということで、博物館のなかに、民家を復元して展示していた。
ここの博物館の展示はよく工夫されていてGood!
お手洗いの中まで、壷屋焼で装飾されていた。

博物館を出たあと、すぐ近くの南窯(フェーヌカマ)へ行った。
これは斜面を利用して作られた壷屋焼用の登り窯だ。蒲鉾型の窯は圧巻だ。
水甕などの大きな焼き物が焼けるというのも納得。

またまた徒歩で崇元寺の石門まで移動。
お寺の本堂は先の大戦で焼けちゃって、石門だけが残っているそうだ。
石門だけだけど、存在感がすごいよ。


崇元寺の石門

沖縄はやっぱり暑い!もう歩くのは嫌だー!モノレールに乗って屋内で涼めるところへ行こう。
ということで、モノレールに乗り込む。あ〜、涼しい。ずっと乗っていたいなあ。
なんてくつろいだのも束の間、すぐ目的の駅に着いてしまった。
台風はどこへやら。それどころか快晴になってしまっていて、暑い!暑い!
炎天下の中、また移動だ〜。


沖縄のモノレール「ゆいレール」。赤い線が効いているね。

そして那覇市伝統工芸館に到着。
ここは、沖縄の伝統工芸が体験できる施設。でも時間に余裕がなかったので、展示だけを見ていくことにした。
展示室にはガラス工芸・漆器・紅型・壷屋焼などの工芸品を展示してるんだけど、
展示室は1室しかなく、すぐ見終えてしまった。
でも、外は暑いので出たくはないし・・・。
ということで、工芸品の製作過程を解説しているビデオを片っ端から見ていった。

もうそろそろ空港へ向かわないといけない時間だ。
今回の観光はこれにて終了!


空港内をぶらぶらしていると、売店で「豆腐よう」というものを発見。
泡盛に漬けられた発酵豆腐だ。怪しさに引かれて購入。
家に帰ってから、食べてみると、うにっぽい味がしました。
それでもって、うによりクリーミー。
結構気に入って、密かなマイブームになってしまった。

《おまけ2》

那覇空港にて。
琉球舞踊の衣装を着たきゅーchan。






きゅーchanのほーむぺーじに戻る

This page is produced by Yuko Nakai.

Mail address: kyuukyuu-lj@infoseek.jp
inserted by FC2 system