『太平記』史跡探訪
阿部野神社 |
所在:阿倍野区北畠3丁目。阪堺電軌阪堺線天神ノ森駅から徒歩5分。または阪堺電軌上町線北畠駅から徒歩10分。 北畠親房&顕家をまつる神社。 |
北畠公園 北畠顕家墓所 |
所在:阿倍野区王子町3丁目。阪堺電軌上町線北畠駅から徒歩10分。 公園内に阿倍野の戦いで戦死した北畠顕家のお墓がある。阿部野神社からそれほど離れていないので、阿部野神社にいったときは是非立ち寄ろう。ちなみに『陰陽師』で有名な安倍晴明神社も近くにある。 |
住吉行宮跡 |
所在:住吉区墨江2丁目。南海本線住吉大社駅から徒歩15分。または阪堺電軌阪堺線鳥居前駅、阪堺電軌上町線住吉公園。 住吉大社の近く。後村上天皇がここに3回行宮を置いた。行宮跡は住宅地に囲まれたなかにひっそりと残されている。 |
四條畷神社 |
所在:四条畷市南野。JR学研都市線四条畷駅から徒歩10分。 楠木正行&正時、それに和田賢秀をまつっている。 |
楠木正行首洗いの井戸 |
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観心寺 楠木正成首塚 後村上天皇陵 阿野廉子の墓 |
所在:河内長野市寺元。近鉄・南海河内長野駅から観心寺行きまたは金剛山ロープウェイ前行きバスで観心寺下車。 楠木正成との関係が深い寺。門の前に正成の銅像がある。寺内には正成の首塚があり、ここに湊川の戦いで死んだ正成の首が埋められた。観心寺の宝物殿である霊宝館には正成関連のものが多数展示されている。また観心寺は後村上天皇が約10か月滞在していた場所で、そこに後村上天皇御旧跡という碑が立っている。そして後村上天皇陵もここにある。後村上の母・阿野廉子の墓もあり。 |
上赤坂城跡 |
所在:南河内郡千早赤坂村桐山。近鉄富田林駅から千早ロープウェイ前行きバスで千早赤坂村役場前下車、徒歩30分。 楠木正成が再挙したときに造られた城。「楠木本城跡」とも言われる。本丸・二の丸・陣屋の遺構が残っている。本丸跡には「史蹟楠木城阯」の碑が立っている。 |
下赤坂城跡 |
所在:南河内郡千早赤坂村森屋。近鉄富田林駅から千早ロープウェイ前行きバスで千早中学校前下車すぐ。 楠木正成が挙兵したときに急遽造られた城。城跡は中学校の裏手にあり、「史蹟赤坂城阯」と書かれた碑が立っている。 |
千早城跡 楠木正儀の墓 |
所在:南河内郡千早赤坂村千早。近鉄富田林駅から千早ロープウェイ前行きバスで金剛登山口下車。または近鉄・南海河内長野駅から金剛山ロープウェイ前行きバス金剛登山口下車すぐ。 金剛山の中腹にある。楠木正成が 1332年に築き、1392年まで楠木氏の本拠地として存続した。本丸・二の丸・三の丸・四の丸・出丸の跡がある。二の丸跡には千早神社がある。また東に100mほど行くと楠木正儀の墓がある。 |
寄手塚・身方塚 |
所在:南河内郡千早赤坂村森屋。近鉄富田林駅から千早ロープウェイ前行きバスで森屋西口、徒歩10分。 観光みかん狩りの駐車場の脇の道から入る。同じような形の塔が2つある。それが寄手塚と身方塚。 |
正成誕生地・産湯の井戸 |
所在:南河内郡千早赤坂村水分。近鉄富田林駅から千早ロープウェイ前行きバスで千早赤坂村役場前下車、徒歩5分。 「楠公産湯井戸」の石標がある。 |
建水分神社・南木神社 |
所在:南河内郡千早赤坂村水分。近鉄富田林駅からバス水分。 建水分神社はこの地の守り神として信仰を集めてきた。社殿は楠木正成が造営したと言われる。摂社の南木神社は正成の死を悼んだ後醍醐天皇が楠木正行に命じて造らせたという。 |
金剛寺 |
所在:河内長野市天野町。近鉄・南海河内長野駅から関西サイクルスポーツセンター行きバスで天野山下車。 南朝の重要拠点の1つ。後村上天皇と長慶天皇はここに行宮とした。宝物館に史料を展示。 |
楠木父子訣別の所 |
所在:三島郡桜井1丁目。阪急京都線水無瀬駅徒歩10分。 楠木正成が湊川の戦いに赴く時、死を決して、子の正行と別れたと言われる場所。楠木父子をたたえる碑がたくさん立てられている。 |