きゅーchanが見たユーミン


THE LAST WEDNESDAY TOUR

HERE COMES THE WAVE


於 大阪城ホール  H18.5.28


H18.6.19  更新


今年もきゅーchanの住む大阪でユーミンが熱唱してくれました!
そのときのきゅーchanの感動を多くの人と分かち合おうという
高い理念(?)のもと、このリポートをお届けします。
でも、これからコンサートを楽しむ方は、100%ネタばれしますので、ご注意くださいませ〜。



♪ 曲順 ♪



曲名をクリックしてね!その曲のレポートが見られます。

まえおき

ただわけもなく
セイレーン

Blue Planet
海に来て

夕涼み
哀しみのルート16

稲妻の少女
ルージュの伝言

シーズンオフの心には
Hello, my friend

やさしさに包まれたなら
ずっとそばに

虹の下のどしゃ降りで
もうここには何もない
TYPHOON

リフレインが叫んでる
LATE SUMMER LAKE
WANDERERS

時空のダンス
Escape
埠頭を渡る風

(アンコール)
守ってあげたい
Forgiveness
DESTINY

(ダブル・アンコール)
卒業写真




☆ まえおき ☆


今回のツアーは、アルバム発売に先駆けて始まっていて、アルバムは大阪公演の直前に発売されたばかり。きゅーchanはまだアルバムを購入してなかったので、コンサート会場で真っ先に購入した。待ちに待ったアルバムが手に入ったぞー!よゐこの濱口じゃないけど「アルバム獲ったぞー!」と雄叫びをあげたい気分。特典のポスター&クリアファイルももらっちゃった♪コンサートパンフもGetして既に気分上々。グッズ売り場は活気があって、きゅーchanの気分も高揚してくるなあ。

コンサートのホールに入ると奥にステージが組まれているのが見えた。今回はセンターステージじゃないんだね。きゅーchanの席はアリーナ席の1番左の列。舞台は斜めからしか見えないけど、席の前は通路になっているので、前の人はそれほど邪魔にならないからGood!

ステージの中央よりちょっと右寄りにピサの斜塔のような塔が立っているのが気になる。ステージは2階建てになっているみたい。ユーミンのコンサートにしては、シンプルそうなステージにみえる。でも、何か仕掛けあるのかな?ワクワク♪



ただわけもなく / セイレーン

会場に流れていた洋楽がすーっと消えてゆき、客席ライトもふっと消えた。コンサート開始だ。

舞台両袖から、バンドメンバーが入ってきた。ユーミンは舞台左手上方からゆっくり現れ、階段を降りて舞台中央に。オープニングの曲はのどかな夏を感じさせてくれる「ただわけもなく」。ユーミンは青地に白の大きな水玉模様をあしらったワンピースで、ワンピースの生地でポイントをつけた白い帽子をかぶっている。夏らしい爽やかな衣装だ。ステージの背景全面に雲の映像が映っているんだけど、色のトーンを落として灰色っぽい背景になっている。その前にユーミンが立つと青と白の明るい衣装が浮き出るようによく映えている。

ユーミンの歌で夏に連れていかれたきゅーchanは、次の曲「セイレーン」で海と出会った。夏の海。人少なで静かだけど、波は高い海。ユーミンの歌は疾走感があって、爽やかな風が流れるよう。パーカッションのかほりんのタンバリンがめちゃくちゃ効いている。間奏に入ると、ステージにホントの風が吹き上げ、間奏が一番盛り上がるところで、ユーミンのかぶっていた帽子をぴゅーっと吹き飛ばしてしまった!




Blue Planet / 海に来て


MC「こんにちは!THE LAST WEDNESDAY TOURにようこそ!」「大阪の人は目が肥えてるから、大阪のステージに立ててプロとしてとてもうれしいです。大阪のステージは期待してるんですよ。」というユーミンの言葉に大阪人一丸となって、拍手で応える。

暗転のあと「Blue Planet」の演奏が始まる。ステージの背景に夜の遊園地のジェットコースターの絵が現れた。そしてバンドメンバーが立っている場所の床がせり上がり、その下からコテージのような建物4棟が登場した。藍色のライトの中でユーミンがおどりながら歌っている。ワンピースのスカートが翻るさまが可憐だ。リゾート地気分を満喫できたよ!

青地に白い水玉のワンピースの上から、白いカーディガンを羽織り、「海に来て」を静かに歌いだした。聞いていると沖縄のグラデーションした海の色(ここをクリック 。ページトップの写真のイメージ。)を思い出した。緩やかな波に身を任せているような心地よさが味わえた。



夕涼み / 哀しみのルート16


すみれ色と白い光が、リゾート地のようなステージに、ダイヤモンドのカットのように交差して当てられている。スモークも焚かれ、幻想的な風景だ。左から2つ目のコテージから1人の女性が、右から2つ目のコテージから男性1人が出てきた。2人とも白いフィギュアスケートのような衣装で清楚なイメージ。間奏になると、コテージの前に座っていた男女が立ち上がり、ダンスを踊りだした。スモークの上を滑るような軽快なステップで踊っているので、本当にフィギュアスケートみたいだ。くるくると軽やかなダンス。妖精のようだ。

ユーミンはステージ中央で歌い上げている。高音のユーミン声が切なさを感じさせる。逗子のステージを彷彿とさせるなあ。海の香りが恋しくなってしまった。

ハードっぽい前奏。これは「哀しみのルート16」だ!ニューアルバムのなかで、きゅーchanのお気に入りの曲なのだ。これは立たねば!

ユーミンはカーディガンを脱ぎ、再びワンピース姿に。ステージの背景は荒々しいタッチの縞模様になった。歌詞に出てくる波の「パイプライン」の中をイメージした背景なんだろうな。

ユーミンの歌も振り付けもめちゃかっこいい!特に「ずっとずっと」という歌詞の部分で、クルッとターンして、ポーズを決めて歌うのが痺れる〜。この歌はコーラスとユーミンとの掛け合いが見事。サウンドも疾走感と哀愁が溢れていて、きゅーchanのテンションもいっきにヒートアップだー!きゅーーーーー!

歌い終わるとユーミンはコテージのひとつのドアを開け、その中に消えていっちゃった。後奏はまだ続き、ドラムのソロに引き継がれ、そして・・・



稲妻の少女 / ルージュの伝言


「♪Lightning Lightning〜」。おー!これは「稲妻の少女」ではないかー!この曲はきゅーchanが最初に出会ったユーミンの曲で、思い入れが深いんだよね〜。コンサートで聴くのは初めてなので、思わず「きゅーーーーーーー!」と叫んでしまった。

舞台の袖からスポーティーなトラックが登場。荷台には、ビビッドなカラーの服を着た人たちが乗っていて、楽しげに騒いでいる。その中にピンクのサブリナパンツをはいたユーミンが混ざっている。髪には漫才師のかつみ・さゆりのさゆりのような大きな髪飾りを付けている。

トラックはステージ真ん中でエンスト。運転席の人も荷台の人もおろおろしている中で、歌が始まる。ユーミンが歌いだすと荷台の仲間たちも一緒にダンス。どんなアクシデントもユーミンの手にかかればお祭りになっちゃう!間奏で全員車から降り、トラックを人力で脇に押しやり、今度はステージ上でステップ&ダンス。全員きれいにそろっていて武○士ダンサーみたい!でもあれだけ動きながら、よく息切れせずに歌えるなあ。

引き続き「ルージュの伝言」が始まる。車とこの曲の取り合わせは、昔の逗子のビデオでみたことがあるなあ。この曲もポップなダンスにあわせて歌ってくれた。メジャーな曲なので、客席も一体となってダンス、ダンス♪



シーズンオフの心には / Hello, my friend


ここでMC。「車が出てきて、稲妻の少女・ルージュの伝言ということで、お気づきの方もいらっしゃるかもしてませんが、以前逗子で同じことをやったんですね。演出は変えていますが。」と逗子のコンサートの話題に。「その逗子は、会場の都合でおととし幕を下ろしました。このコンサートは逗子へのオマージュの意味が込められています。」と、逗子終了宣言が出た。このことは聞き及んでいたんだけれど、ユーミンの口から改めて聞くと、淋しさでいっぱいになっちゃった。

薄暗いステージの中央の階段にユーミンとコーラスメンバーが集まり、アカペラで「心は〜シーズン・オフよ〜♪」。逗子終了の淋しさと相まって切なさ倍増だ。楽器が加わったところでステージが明るくなり、ビーチの夕景が広がった。ウクレレの音や、ユーミンの首にかけられたレイ、そして腰を振るゆったりしたダンスが南国ムードを醸し出している。南国ムードと哀愁の取り合わせって、ホントに乙だなあ。

パステルカラーの照明に切り替わり、今度もシーズン後の海辺の歌である「Hello, my friend」。暖色のスポットライトが動きながらステージ上だけでなく客席も照らしている。会場中、水玉の光がいっぱいで、客席もステージの一部みたい。ユーミンと一体化した気分が味わえたよー!



やさしさに包まれたなら / ずっとそばに 


前曲の後奏が流れる中、ユーミン&サオ集団(ギター・ベース)が、ステージを降りアリーナの客席の通路を歩いているようだ。ユーミンがいると思われるところから歓声があがっているが、きゅーchanの席はその通路から1番遠いところにあるので、全く見えな〜い(泣)。アリーナ席の中央のあたりまでユーミン&サオ集団が移動し、その部分の床がぐっと上がって、ようやくきゅーchanにもユーミンの姿を捉えることができた。

コンサート中盤の定番、アンプラクドのコーナーだ。「やさしさに包まれたなら」をリラックスした雰囲気で歌っている。いすに座って歌っているけど、全方向のお客さんに気を配って、座る方向をかえて歌ってくれたのがうれしい!

次の曲「ずっとそばに」も逗子のコンサートでの演奏が印象に残る曲。潮風と海のにおいを流してくれたら最高なんだけどなあと思ってしまった。



虹の下のどしゃ降りで / もうここには何もない / TYPHOON 


アリーナ内のステージから、メインステージに戻り、「虹の下のどしゃ降りで」が始まる。ピンクの照明の中、ダンサーとともに踊り歌う。かわいくて、ポップなステージだったと思うんだけど、どんな演出だったか忘れてしまった・・・。でも大阪では他の会場に比べると、この曲ではそこまで盛り上がらなかったんじゃないかな〜?関東ではCMでお馴染みの曲みたいだけど、関西じゃ全然流れないも〜ん。曲の終わりに、ステージ脇から黒子ならぬ白子が現れ、ステージ中央のユーミンに近づく。ユーミンの前にダンサーが集まり、その姿が見えなくなった。と思った次の瞬間、ダンサーが散り、白いコート、白いつばの広い帽子をかぶったユーミンが立っていた。

続いて「もうここには何もない」。重低音のサウンドがきゅーchanの体を震わす。薄暗いステージに赤い閃光のようなライトで、白いコートのユーミンを照らしている。ステージに左寄りに立っていた塔の上のほうで、白い光が回転し始めた。そして歌詞の最初は「♪灯台の光の帯が・・・」。この塔は灯台だったんだー。この曲はかなりハードそうな曲だ。実はきゅーchanは、この曲を 全部通して聞いたことはなかったのだ。サビの部分をちょっと耳にしていただけで・・・。

序盤からかっこよさ満点で、食い入るようにステージを見つめるきゅーchan。これは、すごくすごくいい曲じゃないかー!聴いた瞬間、ニュー・アルバムのベスト1の曲が「哀しみのルート16」からこの曲にとって変わっちゃった!ユーミンの歌は力強く、それだけに歌詞を聴くと切なかった。きゅーchanは客席右端で踊りまくり〜!これがもしユーミンのコンサートでなければ、完全に“気がふれた人”だろうな。

今度は一転、気だるげなサウンド。「TYPHOON」も逗子のプールでの演出が印象に残る曲だ。今回のステージでは、背景のスクリーンには、雲が中心から湧き立って四方へ散らばっていく映像が映っている。低気圧を真上から見た感じかな?ユーミンはステージ上をゆったり歩いている。緩急をうまく取り合わせたステージになっているね〜。きゅーchanは曲に合せて体を揺らしていた。まるで雲のなかに浮いてるような気持ちになった。でも、台風の雲じゃ浮いてられないよね〜。

後奏になると、ユーミンはスキャットを口ずさみながら、灯台の螺旋階段を一歩一歩ゆっくりと登っていく。ゆっくりだけど、ステップも取り入れているのでリズミカル。螺旋階段の3段目ぐらいで、灯台のなかにスッと入った・・・と思ったら、次の瞬間いでたちも髪型も変装したユーミンが登場!!びっくりだ!



リフレインが叫んでる / LATE SUMMER LAKE / WANDERERS 


灯台の展望台で「♪どうして、どうして・・・」。きゅーchanの席からだと、ユーミンを見あげる感じになり、頭上から神々しいユーミンオーラが降り注いでくる。鋭角的な青いライトでシャングリラUの演出と通じるところがある。ユーミンの手には1番初めのステージでかぶっていた帽子がある。でも間奏で帽子は再び飛んでいってしまった。それにしてもこの曲は切ないなあ。心の中の悲鳴を搾り出すようにして歌うのが、めちゃくちゃ心に響いたよ。

きゅーchanは照明の落ちたステージを目の前にして、前曲の余韻にひたっていた。すると突如ステージ上に炎柱が上がり、きゅーchanの席まで熱気に覆われた。曲は「LATE SUMMER LAKE」。この曲は何回かステージで見た気がするんだけど、こんなにハードでパワフルなのは初めて!ステージの背後には可動式ライトがたくさんあり、白い光を放っていて、近未来的な空間を演出している。曲中でも炎柱が上がり、“ドカーン!!!”と耳をつんざくほどの爆発音も飛び出すし、もうきゅーchanは圧倒されっぱなしだったよ〜。

赤い照明。次もロックなナンバー「WANDERERS」。このころには、きゅーchanのいたアリーナ席全体が、半狂乱っていってもいいぐらいの盛り上がりぶりをみせていた。ステージ中央ではユーミン&ダンサーが格闘技風のキレのあるダンスを見せている。炎柱も上がり、熱気は最高潮だ。きゅーーーーー!!!



時空のダンス / Escape / 埠頭を渡る風 


ここで、最後のMC。今回のコンサートで捻挫したことを明かしてくれた。もう、だいぶ良くなったそうだけど、あれだけの激しい動きをして、捻挫が悪化しなかったのは、スゴイ!!「この夏はコンサートやって走りまわって捻挫して・・・2006年の夏を体に刻み付けたいと思ってます。みなさんも今年の夏が思い出深いものとなりますように。」

ステージ全面が銀を基調としたきらびやかなステージ。天井からは2つのミラーボールが釣り下がっていて、その回転に伴い、いろんな表情の光が四方八方へ散っていく。ステージの中央にはユーミンが立ち、「時空のダンス」を歌い上げる。伸びのある声が気持ちいい!ステージの装飾と相まって、荘厳さが印象にのこった。普遍的な愛を歌ったこの曲のイメージにぴったり!!

そして畳み掛けるように次曲「Escape」が始まる。ミラーボールの背景に星空が映り、SFムービーのよう。この曲でも、ユーミンは動く!動く!!きゅーchanも客席でジャンプしまくりながら躍りまくり〜!サビの部分では腕を突き上げて、大盛り上がりだ。そして、ユーミンはアリーナを駆け巡り、再びサブステージ、そしてまたメインステージまで駆けてゆく。でも、全然息切れしてないし、声も枯れてないんだな。さすがスーパーウーマン・ユーミンだー!

怒涛の盛り上げコーナーの最後を飾るのは、逗子で御馴染みの「埠頭を渡る風」。コンサートでこの曲を聞くと、盛り上がりつつも、「あ〜、もう終わっちゃうんだ」と一抹の淋しさも感じてしまう。ステージは群青色のライト、灯台に灯が入って、海霧のようなスモークが漂っている。埠頭そのものだ。この曲でも切なさと力強さを十分に堪能させてくれた。途中、灯台の展望台に駆け上がり、ひとくだり歌ったあと、ステージに駆け下りた。前曲とこの曲だけでも運動量は半端じゃないなあ。捻挫の痛みが残っていたときは、大変だっただろうなあ。

曲が終わると、ユーミン&バンドメンバーを手を振りながら、舞台の袖に消えちゃった。逗子だと、大輪の花火が打ち上がるんだけど、ここはホールの中だから、花火はないよね〜。



守ってあげたい / Forgiveness / DESTINY


アンコール後の1曲目は、「守ってあげたい」。会場全体がバラ色のほんわかモードに包まれる。ユーミンは、白いシャツに、パッチワークのように色とりどりの布が合わせられたジーンズをサスペンダーで吊るして着ている。ユーミンは、観客に手を振りながら歌っている。ようし!きゅーchanも手を振りまくるぞー!ユーミンが見てくれたようでもあり、見てくれなかったようでもあり(それは、見てくれてないんだろうけど・・・)。それでも、満足だー。

次は、ひときわ心に染み入る曲「Forgiveness」。演出は完璧忘れちゃったんだけど(ダメだなあ)、体がじんじんしたのは覚えてるよ。ほのぼのした雰囲気と神々しい雰囲気を併せ持ってる曲だけど、コンサートで聴くほうが、CDで聴くよりも、神々しさが勝っているような気がしたよ。

メンバー紹介の後、よく耳にするイントロが。「DESTINY」だ。ダンサーが湧き出てきた。そして、コンサート中盤で登場したトラックまで。この曲はコンサートでは定番の曲で、振り付けも概ね決まっている。ホントにコアなファンの方は、ユーミン&ダンサーと同じ振り付けで客席で踊っているけど、きゅーchanはそこまで修行積んでないので、できないのだ。そんなきゅーchanでもできるのが、間奏のときの頭上での手拍子。みんな同じタイミングで“パン、パン、パンパン!!”と叩いている。スタンド席からアリーナ席を鳥瞰したら、圧巻なんだろうなー。コンサートは、この一体感が醍醐味だね〜。きゅーーーーー!

曲が終わると、トラックの上や周りに全員集合し、思い思いのポーズで、全体写真をパチリ!その写真が舞台左上のスクリーンに映し出された。3ポーズぐらい写真を撮って、みんな舞台から引上げていっちゃった。と思ったら、トラックの荷台から、ユーミンが立ち上がって降りてきた。「みなさんにとって、今年の夏がステキな夏になりますように。またお会いしましょう。」と言って、手を振って灯台の螺旋階段を登り始めた。が、戻ってきて、灯台の脇のステージに、途中で何度も吹っ飛んでいったあの帽子を飾っていった。そして、ユーミンは灯台の中に吸い込まれていった。



卒業写真


「本日の演目はすべて終了いたしました」という放送が流れるなか、もう一度アンコールの拍手。でも、帰っていっちゃう人もいる。そんなに帰路を急がずに、もう一回アンコールしよ〜やー。ユーミンが最後に「またお会いしましょう」って言ったら、もしかするとダブルアンコールあるかな?と淡い期待を胸に、手を叩き続けると・・・

ユーミン&武部さん、再び登場!!「今日はアンコールがなくても、もう一度出てくるつもりだったも〜ん。」とうれしいお言葉をかけてもらった。武部さんはトラックの後ろに隠れているピアノに着座。ユーミンはトラックの前に立ち、「卒業写真」のイントロが始まった。「♪悲しいことが〜あると〜」。あ〜、しみいる歌声だなあ。でも、1度コンサートホールを後にしたはずのお客さんが、ざわざわ騒がしく戻ってきたのが興ざめだ。きゅーchanの席は一番端っこで、サイドと前が通路になっていたので、ひときわ“ざわざわ”が大きい場所だったのが、残念!!それでも2番の歌詞に入るころには周りが落ち着いて、歌にひたることができた。歌い終わると、手を振り振り舞台の袖へ消えていった。それを見送る観客は、みな一様に満足そうな笑みを浮かべていた。











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