きゅーchanが見たユーミン


acasia tour 2001


於 大阪城ホール  H13.8.12


H13.11.19  更新

お待たせしました、acaciaツアーのコンサートレポート完成版です。でもきゅーchan、今回のツアーには1回しか参加しなかったので、レポートできるほど記憶に残ってないんだなー。やばやば。特に、後半はコンサートを見てからだいぶ時間が経過してしまったので、あやふやです。間違ってるところは笑って許してね。


♪ 曲順 ♪



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開演前の出来事

7TRUTHS 7LIES
ダイアモンドダストが消えぬまに
あなただけのもの

−MC−
110°F

夕涼み
SUMMER JUNCTION
LATE SUMMER LAKE
哀しみをください
acacia
幸せになるために
−MC−
LUNDI
瞳はどしゃ降り
SAVE OUR SHIP
PARTNERSHIP
ひこうき雲
Age of our innocence
青い船で
−MC−
MIDNIGHT RUN
カンナ8号線

情熱に届かない
天国のドア
acacia

終演後



開演前の出来事


いよいよacaciaツアーを見に行く日がやってきた。きゅーchanにとって最初で最後のacaciaツアーだ。ドキドキ!今回のコンサートも友人のSho-chanといっしょにだよー。ツアーを見に行く前に、オフ会に参加。昼食とカラオケを楽しんだよ。でも、ちょっと盛り上がり過ぎたかな?コンサートに行く前にエネルギーを消耗してはまずい。
4時ごろ、コンサート会場の大阪城ホールに向かう。きゅー!どうしよ、どうしよ。訳もなく右往左往してみる(単に落ち着かないだけなのだが)。今日は大阪公演最終日で5時開演だ。もうすぐだなあ。
ホールに入り席を探す。あったあった。スタンド席の最前列だー。眺め良好。好い席ではないか。きゅー!ステージは噂どおりセンターステージ。今までのセンターステージと比べると天井(?)が高いかも。ホールの上のほうの御客さんでもちゃんと見えそう。
席に座ってアンケート用紙に記入を始める。書きながら何気なく下を見ると、アリーナの中で座って後ろを振り向きかけた人と目が合いそうになって、きゅーchanはどっきりしまくって目をそらせてしまった。何でそんなにどっきりしたかって?だってその人はマンタさんだったんだもん。そんな近くにいるとは思わなかったし、きゅーchanはまだコンサート前のリラックスモードで心の準備ができてなかったのよー。そういうわけで千載一遇の好機を逃してしまった。あー、あのとき目をそらさなければマンタさんと目があったはずなのに。くやしー。ちなみにマンタさんはきゅーchanたちがいる真下でコンサートをずっと見守っておられた。でももう振り向いてはくれなかった。


♪ 7TRUTHS 7LIES


会場の照明が落ちる。いよいよ開演だー。きゅーchanの気分も上昇。ステージのライトがつき、ドラムの音が鳴り響く。ユーミンはどこだ?まだかな?ドラム以外の楽器が加わると同時にステージの真ん中にユーミン登場!!きゅーーーーー!黒いドレスだ。ライトにあたるときらきら光ってみえる。そして銀色の冠。ドレスが光ると銀色っぽくみえるので冠とばっちり合っている。ユーミンはバンドの演奏に合わせてドレスのスカートをひるがえしながら躍る。そして歌う。そうそう、このユーミン声とユーミンのいきいきとした姿を待っていたいたのだ。きゅーchanは一曲目からヒートアップ。頭上で手拍子。後で隣にいたSho-chanに、「きゅーchanの手が頭にあたりそうだったから避難した。」と言われた。だって最初からノリノリの曲だもん。これが騒がずにいられるかって感じ。



♪ ダイアモンドダストが消えぬまに、あなただけのもの


前曲から流れるようにダイヤモンドダストに続く。青い照明で涼しげな雰囲気。爽やかだー。照明を変えると、同じ衣装でもまた違った輝きを発する。この照明ではドレスの銀色の部分が透明感を醸し出している。きれいだなー。
そして、お次は「あなただけのもの」。ドレスのままステップを踏むユーミン。ドレスを誤って踏んじゃうことはないのかな?きゅーchanなら間違えなく踏んでひっくり返ってるよ。この曲は荒井由実時代のものだけど、今歌うとよりパワフル。歌も年々うまくなってる感じするし(とか言っても昔のユーミンについてはほとんど知らないのだが)。



MC、♪ 110°F


一転して今度は赤っぽい照明に切り替わった。と思ったら、この曲。これはなんてたって「灼熱」だもんね。照明も赤じゃないといけない。衣装はドレスのスカートがなくなって、白いパンツになっている。あのドレスは上下に分かれてたんだね。気づかなかった。この曲もいつものように手拍子をしようとしたけど、どうもうまくいかない。コーラスの人をみると、腕リズムをとりながら、くねくねと動いている。うん、これだなと思い、きゅーchanもコーラスの動きを真似てみた。でも静かな曲でもないのに手拍子がないのはなんか変だなー。盛り上がりそうで盛り上がらない曲かも。でも、ユーミンは歌いながら軽やかなステップを踏んでおどっている。ユーミンはどんな曲でも見事にはまっている。さすがユーミン!



♪ 夕涼み、SUMMER JUNCTION


すいません。夕涼み、忘れちゃった。どんなアレンジだったかなー?う〜ん。この曲は逗子のコンサートでも披露してくれたけど、そのときの印象が鮮烈で、このコンサートのときの逗子の情景を思い浮かべてしまった。で、記憶がない。SUMMER JUNCTIONはCMでもおなじみの曲。この曲はコンサートでやるとなんかドスが効いた感じがする。CDのほうが爽やかさがあるので、CDのほうが好きかも。



♪ LATE SUMMER LAKE


おー、この曲をやるのかー。この曲は昔カラオケでよく歌ってたなー。Sho-chanとともに。この曲を生で聴けるとは最高だー。ユーミンは期待通り迫力満点で歌ってくれたよー。きゅー!歌いながらステージを駆け巡るユーミン。すごいよー。あまりのパワーにきゅーchan吸い込まれそう。ユーミンオーラでノックアウトだな。幸せだー。ユーミンの動きに合わせるかのように、ステージの天井を支える支柱のように見えた棒の上をライトが上下に動きまくっている。動きが多いステージって大好き!きゅー、きゅーーー!きゅーchanはここで完全に壊れてしまった。



♪ 哀しみをください


ここで、また衣装替え。ピンクのキャミソール風になった。しっとりとした女性って感じ。衣装が変わると全然違う雰囲気になる。哀愁のあるギターの調べが会場を包む。これはきゅーchan一押しの「哀しみをください」だー。前奏だけでもう魂奪われてしまったよー。そしてユーミンの声。もう、きゅーchanは全身鳥肌、しびれまくり!CDで聴くだけで感動する曲だもの。生で聴いた日にゃー、そらすごいことになるでしょ。世の中に哀愁のある曲とユーミン声ほどマッチするものは他にない。



♪ acacia、幸せになるために


コンサート中盤にさしかかると毎回登場するコーナー、そうアンプラクドコーナーだー。ギターの方々&ユーミンでシンプルな演奏を披露してくれる。ステージの上に円形になって座る。おっ、ユーミンがきゅーchanのいる位置から顔丸ごと見えるところに座った。ラッキー!
そしてまず「acacia」。う〜ん、シンプル・イズ・ベストって感じだねー。楽器が少ないので、ユーミンの歌声・ギターの良いところが最大限に表れていてGood!特にベースが腹の底まで響くような感じでとても良かった。
それから「幸せになるために」。これは、もともとの作りがシンプルなので、CDで聴くのとそれほど大差はないけれど、生だとユーミンの声がすーっと染み入る感じが強い。ユーミンの歌声のシャワーを浴びてるみたい。透明感がとてもいい。



MC、♪ LUNDI


MCで次曲の紹介。この曲紹介がおもしろい。なんでも、マンタさんがこの曲のアレンジをなかなかしてくれず、家の中でも追いかけまわしてやっと出来上がった曲とのこと。ユーミンの「こういうときいっしょに住んでるのは強みです」という言葉に会場中爆笑。
そして曲が始まった。特に演出はなかったけど、ユーミンの歌声が中心に居座っていてCDを聴いているよりも曲に魂が入ってる感じ。きゅー!



♪ 瞳はどしゃ降り


おっ、コーラスに変化あり。ピンク・白・パープルのレインコートとコートと同じ色の傘を持っている。そしてユーミンは水色。カラフルでかわいい!コーラスも舞台に上がり、隊形を一直線や円形など自在に変化させる。そして傘を開いてくるくるまわしたり、また閉じたり。その動きが連続的でとても自然。雨の妖精っているとしたら、こんな感じかな。やっぱりコーラスも動きがあるほうが断然おもしろい。



♪ SAVE OUR SHIP


前曲のエンディングとともに白い幕がスルスルとでてきて、円形のステージをすっぽり包んでしまった。そして特殊音声が流れる。ん?これはSAVE OUR SHIPだな。歌い始めると幕の四方にユーミンの影が映された。幕はスクリーンになってるんだな。影をみながら聴くっていうのはちょっと変わった趣向でいいかも。この曲は静かなんだけどズンズンと気持ちが高まってくる。そして間奏も終わり、次の「♪oh SAVE OUR SHIP」のところで影が倍に増えた。影の一つ一つを目で追うと微妙に動きが違う。ユーミンを映し出している角度が違うためだが、なんかユーミンの分身がいっぱいいるみたい!
歌い終えるとマイクを置いた。そしてレインコートも。それからその下の衣装も!?わおー!!な・な・なんとステージの上で全裸に?そんなわけないよなー。でもユーミンボディの影がくっきりと浮き出ているではないか。なんか乳首まで映ってる感じ。すご過ぎー!
それからおもむろに新たな衣装を手に取り、身につける。ヘルメット状のものをかぶって完成。これは宇宙服だ。ユーミンが緩やかに動く。体が傾き・・・足が離れ・・・浮いた!そしてSAVE OUR SHIPの後奏にのってゆったり動いている。あまりのすごさに、きゅーchanは口をあんぐり開け、まばたきも忘れて、ただ目の前に繰り広げられる光景を見ていた。ほんとに無重力状態に見えちゃうんだもん。幕の中はいったいどういうふうになってるんだろう?



♪ PARTNERSHIP、ひこうき雲


再び幕が開いた。宇宙服を着たユーミンが立っていると思いきや、ステージ上にはピアノとそこに座っているユーミン。あの勇壮なステージングの後にこのシンプルさ。その落差にまたびっくり。衣装はまた新しいのに変わっている。でも座ってるせいか、どんな衣装なのかわかりずらい。黒に赤が混じったレザーっぽい衣装で、白っぽい丸いものもいっぱい見える。(後でパンフで確認すると黒のレザースーツに赤でペイントし、上着の上部にバッジがたくさん付いていた。)この衣装、陣羽織みたいにみえる瞬間もあった。
ピアノでまずユーミンが弾き始めた曲はPARTNERSHIPだ。この曲はマンタさんの出てる音楽番組「FUN」に出演したときにもやってたんだけど、あのときとは全然違う。ホール中にさーっと広がるのびやかな声。これでこそユーミンだ。この曲の間、ピアノとユーミンがいるステージはくるくるまわっていて、ユーミンの弾き語りをいろんな角度から眺められるという趣向になっている。でもユーミンって「三半規管弱いの」って言ってたよなー。酔っちゃわないだろうか。ちょっと心配。
ピアノの回転が止まり、今度はひこうき雲。最新曲の次に一番古いアルバムを代表する曲という取り合せ。この2つの曲を続けて演奏することで、今も昔も変わらないものを見てほしいという思いがあったんだろうなあ。ひこうき雲の終盤、「空をかけーてゆく」と上がるところもバッチリ決まってて、すっごく気持ちよかった。ユーミンの歌声とともに、きゅーchanもよりhigherなところへ上昇したぞーって感じ。きゅー!



♪ Age of our innocence、青い船で


青いライトがステージを包んでいる。続いては、ニューアルバムの最初の曲「Age of our innocence」。心のなかのもやもやを搾り出す感じで歌う。そして♪目の前がにじんでも〜 の「も」の部分で完全に浄化。ほんでもって、サビの部分で神聖なユーミンパワーで覆われた。きゅーchanの心の洗濯完了だー!
そのまま続けて「青い船で」。なんだろう?この浮遊感。ユーミンオーラに吸い込まれて、その中でゆらゆらと漂ってる感じがする。青い世界。これはまさしく宇宙だ。ユーミンの歌が進むと、ステージ天井に幾重にもあったリングが動きだした。リングの動きは三次元を使いそれぞれ不規則なんだけど、それが天体の動きを連想させてくれた。



MC、♪ MIDNIGHT RUN、カンナ8号線


もう、残り僅かなことを告げるMC。いやだよー。急に悲しくなってきちゃった。もっとユーミンとこの時間を共有したーい!
今度は、明るいライトになり、盛り上げ曲「MIDNIGHT RUN」。さっきまでの魔法のようなユーミンオーラから一転、超パワフル!曲も後半にさしかかり、間奏後の♪MIDNIGHT RUN! でユーミンがいたステージ中央で爆発!その衝撃できゅーchanの心臓はおののいてしまった。ほんと、びっくりしたんだよー。でも「おーっ!」という感じで盛り上がった。ユーミンは爆発より瞬間早くステージ中央から縁に降りていた。そしてステージの縁を駆け巡りながら歌う。よく息切れしないもんだ。毎回ながら感心する。
そしてそして、コンサートでおなじみの「カンナ8号線」。きゅーchanはその場で足踏み行進。盛り上がりの頂点。この会場の一体感はユーミンコンサートの醍醐味だね。今回は旗の演出はないけど、ユーミンとコーラスの元気な動きで十分盛り上げてくれました。



♪ 情熱に届かない、天国のドア、acacia


アンコールの手拍子の後、ユーミン登場。衣装が変わってる。黄緑の服にピンクっぽいミニスカートという原色の取り合わせ。ミニスカートは「acacia」のロゴがデザインされている。カワイイ!あのスカートほしい。でもきゅーchanには似合わないよね。アンコール一曲目は「情熱に届かない」。静かな語りだしから盛り上がってサビへ。ほんと名曲だ。次は「天国のドア」。歌いながらステージを駆け巡ってる。ユーミン!こっちに来て!心のなかで念じまくってしまった。でも2階席だから、ユーミンの目線はこっちに来ない。ユーミン!こっち向いてー!腕が痙攣しそうなほど手を振る。明日はきっと筋肉痛だな。でもユーミンのためならもっと頑張らなくっちゃと思い、席で暴れまくっていた。それにしても天ドアって元気がでる曲だねー。
そして、とうとうラスト。序奏から「acacia」であることを悟る。でも「acacia」って、中盤にやったよなー。中盤はアコースティックバージョン、今度はアルバムのアレンジに近いバージョンみたい。でも、きゅーchan的にはアコースティックバージョンのほうが好き。同じ曲をやると、どうしても比較しちゃうので、違う曲で締めてもらいたかったなあ。ちょっと残念。曲が終わり、ユーミンがきゅーchanがいる方向と逆の出口から退場。向こう側の人が盛り上がってるのが羨ましかった。ふと下を見ると、ずっとコンサートを見守っていたマンタさんも退場した。そしてコンサートが終わった。



終演後


あーあ、終わってしまった。あー、なんて早く過ぎちゃうんだろう。はー(溜息)。終わった後、クラゲのようにふにゃふにゃで、蛇の抜け殻のように空っぽになってしまった。そして脱力感、喪失感だけが残った。あまりにも早く覚め過ぎた夢。もっと続いてほしかった。






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