きゅーchanの
  中 国 旅 行 記



★ 5日目 ★

最初は長いと思った5日間の旅行も、とうとう今日が最終日。
あとは、日本に帰るだけだ。
今日は、8時にホテルを出発。
洛陽から鄭州の空港に向かう。
その途中から雪が降ってきた。
(ガイドさん)「今年に入って2回目の雪です。1回目は旅行初日、2回目が今日です。」
メンバーの中に雪男か雪女がいるなあ(笑)
途中、高速道路のサービスエリアに寄り、
その後、空港のそばの中華料理店(初日の夕食と同じ店だ!)で昼食を摂り、
飛行機の搭乗手続きに。
セキュリティーが厳しいのか、メンバーの女子全員が身体検査に引っかかっちゃった。
(きゅーchanはズボンのボタンだったみたい)
搭乗口に到着すると、もうあと5分で搭乗開始だ。
結構、あわただしいなあ。

飛行機に乗り込んでからは、みんな思い思いに時間を過ごす。
本を読んだり(きゅーchanは乗り物酔いしやすいからできないな〜)、
寝たり(きゅーchanは明るいところではあまり寝られないタチなんだよね〜)
音楽聴いたり。
機内食が運ばれてきたけど、昼食摂ったあとだから、あんまり入らないよ。
でもマフィンがあったので、デザート感覚で完食。

飛行機は上海虹橋空港に着陸。上海はまた雨だ。
バスに乗り換えて、浦東空港に移動。
上海市内の中心部に突入すると、道路は大渋滞。
それでも、ちょっと時間の余裕があったので、
本屋さんへ寄ることになった。
でも、中国語の本なんて、全く読めないよ〜。
という不真面目きゅーchanは、やっぱり不真面目な(?/笑)後輩とともに、
本屋さんを抜け出して、街を散策し買物を楽しんだ。


本屋さんがある通りからみた上海の街。
雨で煙っている。
東方明珠テレビタワーを写してみたよ。


再びバスに乗ると、後はまっすぐ浦東空港に向かうだけ。
雨で曇った空と相まって、淋しさでいっぱい。
浦東空港に着くとすぐ、飛行機のチェックイン。
全日空なので、日本語で対応してくれる。
日本語が通じるのはやっぱりうれしいな。サービスもいいし♪
チケットを手にして、また荷物検査。
荷物を持って行こうとすると、制止された。
どうやら、何かがひっかかっちゃったらしい。
カバンの中をごそごそされて、取り出されたのは 懐中電灯
一番、嵩張らないものを持ってきたんだけど、
それは自転車に着ける電灯だったので、
懐中電灯らしき形をしていないのだ。

検査員の中国人の方は、きゅーchanの懐中電灯をしげしげと眺め、
爪を引っ掛けてこじ開けようと試みたり(開かないよ!壊すなよ!!)している。
そしてようやくスイッチのボタンを発見。
1回押したら点滅を繰り返すので、より怪しい物体に(汗)
2回押すと、通常点灯。
不審そうだけど、まあいいかって感じで、漸く通してもらえた。

それから、飛行機出発までは、土産物漁り。
免税店とかあるけど、結構高い!
中国製のお菓子は、お土産にしたらブーイング浴びそうだし、
選ぶのが難しいなあ。
(「これは安全だろう」と、明治のブラックチョコを買ったのだが、
日本で売っている2倍ぐらいの値段だった。
それなのに、日本へ帰って開けると、ブラックのはずが、肌色のものがあった。
表面だけかと思いきや、割ってみると、中も肌色と普通のチョコの色のマーブルになっていた。
きもちわる〜い。でも食べちゃった。お腹を壊すことはなかったけどね〜。)

飛行機は満員で、グループの人たちが固まって座ることはできなかった。
きゅーchanはN先生と非常口の横の席に並んで座ることに。
客室乗務員に「非常口なので荷物は足元に置かないでください。」と注意される。
面倒な席だなあ。

帰りは、気流の関係で、行きより短い時間で大阪に着くらしい。
しかしこの飛行機はよく揺れるなあ。雨雲のせいかな?
安定飛行に入ると、すぐ機内食が運ばれてきた。
洋食でチキンとサフランライスが出てきたんだけど、
一口食べたら感激!ごはんがおいしい!!
やっぱり、日本の米のおいしさは全然違う!
いつも、こんなおいしいものを食べてたんだよね〜。
幸せだなあ。感謝!感謝!
ひやしうどんも付いていた。このしょうゆベースの食べ物がホント懐かしい!
いや〜、日本はやっぱりいいなー♪<中国から離れるのが淋しいって言ってた癖に(笑)

関西国際空港に到着すると、すぐ解散。
お疲れ様でした♪いろいろお世話になり、ありがとうございました!
時間が遅いこともあって、みんな急いで家路に着いた。



★ 中国調査旅行の感想 ★
 


 今回も、歴史関係の旅だったんだけど、やっぱり中国の歴史はスパンが違うなあ。きゅーchanが研究している鎌倉〜南北朝時代は、中国では、明の初期ぐらいにあたるんだけど、ガイドさんの説明では、「これは、それほど古くありません。明ぐらいですね。」とか言ったりする。中国で歴史のなかでも一番注目されるのは漢ぐらいの時代で、隋・唐は“ふつうぐらいの古さ”、明清は“最近”の歴史だそうだ。え〜、きゅーchanの研究対象の時代は、中国では“まだ最近”の時代なんだー!(驚)同じ時代を中国人と日本人で全然違う感覚で見ているんだね〜。

 今の中国も、きゅーchanが思っているのと、かなり違っていた。車もマンションも電動自転車もどんどん売れていっているそうだ。車なんか日本より高いのに、それだけのものを買う経済力をつけた中国人がどんどん出てきてるんだね。今、世界的に不景気だから、中国人の購買意欲が羨ましい。

 今回も、刺激の多い旅が出来てよかったです。一緒に旅してくださった方々には、いろいろご迷惑をおかけしました。皆様のおかげで、安心して、本当に楽しい旅をすることができました。本当にありがとうございました。




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